本ブログの新シリーズでは、PriceHubbleのテクノロジーやエンジニアリング分野で活躍する女性を紹介します。これまでのキャリアパス、日々の業務、特に関心を持っていること、仕事の楽しさなどをお聞きします。
今日のゲストはPriceHubbleのフルスタックデベロッパー、セシル・ゴンティアさんです。
こんにちは、セシル。まず、自己紹介をお願いします。
こんにちは、セシルです。パリ在住、26歳です。工学と数学を学びました。シンガポールでのインターンシップ中にソフトウェア開発に夢中になり、大学での最後の1年間で専門的に学びました。ソフトウェア開発分野の修了インターンシップの後、PriceHubbleに入社しました。PriceHubbleがはじめてのフルタイムの仕事です。
子どものころ憧れた職業は?
数学の研究者になりたかったです。
2019年11月にPriceHubbleに入社したんですね。担当業務は?
PriceHubbleのフルスタックデベロッパーです。ウェブインターフェース向けのソリューションを作る仕事です。ユーザーの目に触れるもの、APIやバックエンドなど、裏で起きていること全部が私の担当です。
1日の業務はどんな感じですか?
普段はタスクが記載されたチケットをもとに作業をします。新しい機能や既存の機能の改善など、ユーザーからの要望です。データを活用できるようにするAPIの開発が主な業務です。それから、データを表示するためのデザインに合わせて機能のフロントエンドを作成します。すべての業務でコードを書かなければなりません。もちろん、コードのテストも必要です。1日で全部できるわけではありません。短期集中型の業務が多く、複数の異なる機能を搭載するのに与えられる期間は3週間くらいです。同僚のタスクのチェックもしてお互いに助け合っています。プラットフォームに追加したい新しいプロダクトについても話し合います。
テクノロジー分野で働きたいと思っていたのですか?技術系のキャリアを目指すきっかけは何でした?
最初は研究者を目指していました。全然違いますよね。工学部に合格したことが新しい分野を見つけるきっかけとなりました。技術分野はとても魅力的で、インターンシップ中に開発に夢中になりました。
技術系の進路はいまでも男性優位で、テクノロジーやエンジニアリング分野で働く女性はごくわずかです。女性だから同等に扱ってもらえないと感じたことはありますか?
そんな風に感じたことは全然ないです。すごくラッキーだと思います。
テクノロジー分野では女性が少ないと思いますか?少ないとしたら、原因は何だと思いますか?
女性が少ないのは確かです。たとえば、私が通っていた工学部では男性の方が多かったですし、ここPriceHubbleでも同じです。理由はわかりません。私は楽しんでいますが、女性は技術的な仕事を敬遠するのでしょうか。1日中暗い部屋で3つのモニタの前に座っている孤独な仕事だと思われているのかもしれないですね。でも、実際は違います。他のスタッフとのやり取りが多いんです。
テクノロジー分野を目指す女性にアドバイスはありますか?
テクノロジー分野で大切なことは、テクノロジーのためだけに働いているのではなく、ユーザーのために働いているのだということを肝に銘じておくことです。最新のテクノロジーに精通していることも重要ですが、その機能にふさわしいテクノロジーかを常に自問してください。これは、女性だけでなく、すべてのエンジニアへのアドバイスです。
女性へのアドバイスは1つだけ。オープンな気持ちで新しい仕事を見つけ、好奇心を持って技術職の現実を見極めてほしいです。百聞は一見にしかず。思った以上に楽しい仕事だと思います。
PriceHubbleで働いていて何が一番楽しいですか?モチベーションを毎日維持する秘訣は?
ユーザーからのフィードバックです。ユーザーが機能を気に入ってくれた、高く評価されたと聞くととても嬉しいです。意義ある仕事をしているのだと実感できます。
ユーザーのために新しいソリューションを開発すること、アプリをさらに成長させることが私のモチベーションになっています。PriceHubbleに入社して2年ちょっと、アプリが進化していく様子を見てきました。これから数年で、さらにどう進化していくのかを見守りたいです。
お気に入りの機能はありますか?
自分でいちから開発した機能がお気に入りです。たとえば、「比較対象の選択」などです。完成したときはとても誇らしかったです。自分にとって大きな実績となりました。最初に手がけた機能も覚えています。Dossiersのリストに検索バーを追加する機能です。
休日には何をしていますか?休日もパソコンの前で過ごしていますか?
いいえ、全然。
料理や裁縫、フィアンセと脱出ゲームを作って楽しんでいます。
セシル、今日はインタビューに答えてくれてありがとう!これからも新しい機能をたくさん作ってくれることを期待しています。